在宅ワークってどんな仕事?内職とどう違うの?
「在宅ワークってよく聞くけど、家にいてできる仕事って何?」
「内職とは違うの?」
在宅ワークという言葉に馴染みがない方もいらっしゃると思います。
在宅ワークというのは家にいてできる仕事ですから、昔ながらの「内職」も含まれます。
シール貼りや袋詰めなどですね。
在宅ワークが主にPCなどで仕事をするのに対し、内職は簡単な手作業が中心になります。
内職の場合、加工する材料を雇用側から直接自宅へ運んでくれるところもありますが、自分で作業場まで納品物を取りに行って、作業後も自分で納めなければならないケースが多いです。
なかなか家から離れられない、かつ家の中に小さなお子さまがいたりすると、作業を進めるのは難しいかもしれませんが、空いた時間を利用して少しでも稼ぎたいと考える人には働きやすいかも知れません。
雇用立場で言うと内職は会社から雇用される被雇用者であり、在宅ワークは個人事業主となります。
家内労働法で最低賃金、及び必要な労働環境が保証される内職とは違い、在宅ワークには保証はありません。
ただ、内職を経験された方はわかるとは思いますが、内職は1作業あたりの報酬単価が安いです。
簡単な作業だと単価が1円に満たない金額になります。
もちろん、作業内容によって変わりますが、何時間作業しても100円にも満たない・・という話はよく聞きます。
今回オススメする「在宅ワーク」は、パソコンやスマホを使ってお仕事をする「クラウドワーカー」という形です。
企業や個人がインターネット上で仕事を掲示し、それに応募して自宅で作業するのがクラウドワーカーです。
パソコンだけで仕事が終わってしまうものも多いため、子どもに邪魔されずスキマ時間にコツコツ進められます。
スキルが上がれば収入もどんどんUPしていきます。
在宅ワークって実際、どのくらい稼げるの?
「在宅ワーク」はいま人気で、育児中の方だけでなく、学生さんがアルバイト代わりに働いたり、会社員が帰宅後に副業として行っている場合もあります。
「ライバルが多いんじゃないかな?」という点は気になると思いますが、その分お仕事も多いので、月1万円を稼ぐのはそう難しくありません。
慣れてくれば月収5万円も目指せますし、スキルが育ってくればもっと収入が期待できます。
育児中でも月10万円以上稼いでいる主婦の方もいます。
家にいながらそれだけ稼げれば、パートを探さなくても充分ですよね。
では、実際に皆さんどのくらい稼げているんでしょうか?
厚生労働省の「在宅就業調査報告書」によると
・月収 5万円以下の方:約3割
・月収6~9万円の方 :約2割
・月収10~19万円の方:約2割
となっています。
意外と稼いでいる人が多い、と思いませんか?
もちろん、最初から10万円以上を目指すのは難しいです。
でも、まず始めてみなければ稼げるようにはなりません。
最初の目標は月1万円。
稼げるようになってきたら月5万円を目指しましょう。
月5万円を稼げるようになった頃には、どんな仕事が稼げるのか、どんな仕事が自分に向いているのかがわかります。
育児中の場合は、子どもも育ってきて自由に使える時間も増えているはず。
一気に稼げるようになる日を目指して、まずはできることから挑戦してみましょう。
在宅ワークは「時間をお金に換える」ということ
インターネットで「稼げる仕事」を検索してみると、怪しげな広告や怪しげなサイトがたくさん出てきます。
1日15分で月収10万円!
なんて話は、普通はありません。
何かの教材を買わされたり、実際は1日15分などでは終わらなかったりと、上手い話には裏があると思ってください。
在宅ワークは、基本的には外でするアルバイトと同じで「時間をお金に換える」ものです。
長く働ければ働くほどお金になりますし、スキルがある人ほど短時間で一つの仕事を終わらせることができるため、時給が上がるという仕組みです。
悪質な広告や誘いに騙されず、多くのクラウドワーカーが働いている信頼できるサイトから仕事を探しましょう。
【信頼できるサイトの例】
・ココナラ
・クラウドワークス
・ランサーズ など
最初は思ったより稼げないと思います。
自分ができる仕事を探すのに時間がかかったり、相手とのやり取りがうまくいかなかったり、仕事そのものが難しかったりするからです。
でも、慣れるとどんどん短縮できます。
最初は時給300円でも、やがて時給1000円で働けるようになってくるんです。
まずは在宅ワークという働き方に慣れることを優先してくださいね。